9月 7日(火)に新宿御苑で、9月8日(水)に六本木アカデミーヒルズで、Value Frontier株式会社主催による『もっと分かる!すぐに役立つ!「生物多様性とビジネス」(「フィールド」+「座学」セミナー)』を開催致しました。
連日とも、各企業の環境・CSRご担当者様をはじめ、生態系調査のコンサルタント、研究機関の専門家の方など、都内だけでなく全国各地から大変多くの方にご参加頂きました。
ご参加者の業種もさまざまで、大手飲料・食品メーカーから鉄道会社、建築設備、家電、IT関連、半導体、地方電力供給会社などバラエティーに富んだ顔ぶれとなりました。直接的に生態系サービスに依存している事業を展開されている団体様だけでなく、間接的な環境影響も視野に今後のCSRや経営を考えていこうとされている団体様の熱い姿勢を、改めて感じさせられました。
以下に、当日の模様をお伝えします。
【 9月7日(火)フィールドセミナー/会場:新宿御苑「母と子の森」 】
初日の9月7日は、新宿御苑「母と子の森」において、人と自然の環境研究所・代表取締役の川那部真様による、都心における身近な生き物調査の実習を実施致しました。
前半は、昆虫調査や保水実験などを通して、新宿御苑の成り立ちから常緑広葉樹林と針葉樹林の性質や文化的な違いまでを受講者の方に学んで頂きました。
後半は、昆虫採取やスケッチを通して、食物連鎖などによる生態系の関わりを解説して頂き、生物多様性の保全がなぜ大切なのかを学んで頂きました。
今年の夏の日照り続きも、やはり土壌に住む微生物にも影響をもたらしたようで、通常よりも発見できる昆虫が減っていましたが、それでも新宿という都心の真ん中にも関わらず、無数の生き物が育まれていることに皆さん、驚かれていました。
普段、お仕事で環境保全に関する書物や資料を目にされている方々ばかりですが、改めてフィールドに出て植生遷移の状況や、気候変動による動植物の変化などに触れることで、人と環境の関わりを考え直す良い機会となったようです。
【 9月8日(水)座学セミナー/会場:六本木アカデミーヒルズ49 】
翌日の9月8日は、六本木アカデミーヒルズのセミナールームにおいて、昨日に引き続き川那部真様と国際NPO法人バードライフ・アジアの鈴江恵子様、積水化学工業株式会社・CSR部環境経営グループの福井喜久子様に御講演頂きました。
福井様からは、13年前から先駆けて行っている全国事業所における「積水化学自然塾」の事例をご紹介頂きました。地域のステークホルダーと連携を図った環境保全活動を継続する意義や現状課題、また将来展望を経験に基づいてお話頂き、多くの受講者から活発なご質問を頂きました。

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